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・2018年12月22日(土)
【休診】松田Dr(精神科)休診です。
・2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)
【休診】年末年始につき外来を休診させていただきます。

外来案内

■診療時間 午前9:00~12:00 午後13:00~17:00(日・祝日は休診)
■外来受付時間 午前8:30~12:00 午後:13:00~16:30 (日・祝日は休診)

※新患の患者様は、日時の予約が必要です。予約が多い場合は日にちを変更していただくことがあります。
 また、再診の患者様は、予診・検査等に時間を要しますので11:30までに受付をお済ませください。
 尚、急患については、この限りではありません。

ココロ通信

ココロ通信 2019年 1月

柳井病院 
心理室

今回は,新年早々ですが,悲しみが秘める特別な力について書きたいと思います。2018年,大切な人との別れが訪れた方もおられるかもしれません。


随筆家の若松英輔氏が,「悲しみにはいつも,愛しむ心が生きている」と語っています。最愛の妹を亡くした思想家の柳宗悦は,「悲しみがなかったら,こうも妹を想わないだろう。悲しみより強く生命の愛を吾に燃やしてくれるものが何処にあろう」と語り,悲しみに感謝する境地に至ります。悲しみは,人を大切に想う愛を支えているかけがえのない感情といえます。


しかし,悲しみにのまれ,活路が見出せない時もあるかと思います。そのような時は,心理室にいらしてみませんか?


概して心理士は,悲しみを世間一般の価値観を基に判断することに慎重です。例えば,大切な人との別れを一般的な事実として捉えるのではなく,固有の経験として捉えます。「私も経験したからよくわかる」などとすぐに一般化せず,理解を過信しません(似た境遇の人との悲しみや苦悩の共有も,大切なことだと思います)。


若松氏は,こうも語ります。「同じ悲しみなど絶対に存在しない。同じ悲しみは二つとない。人の悲しみの大小を比べることは決してできない。」


大切な人との別れという事実は,ことばで表現すれば同じかもしれませんが,その意味は人それぞれです。失職やペットとの別れなど,あらゆることに関して,その意味は千差万別です。極端なことを言えば,ある人からすれば大したことない出来事も,ある人には心を揺さぶる出来事となりえます。確か、河合隼雄(心理学の大家です)だったと思いますが、「東大と京大、どちらに進学するかを迷い、心を病む者もいる」という話を引き合いに出していました。


カウンセリングで,一緒にその意味について考え話すことが,夜明けにつながるかもしれません。

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