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2025年10月2日・2025年10月3日
【休診】岩本Dr(精神科)外来を休診させていただきます。

2025年10月30
【休診】榎本Dr(内科)外来を休診させていただきます。




・2023年6月12日
【面会再開(条件付き)】

 対面での面会を再開します。

ただし、新型コロナウイルス院内感染防止のため予約制とし、
ご家族様2名まで(1回15分)を目安とさせていただきます。

面会をご希望の方は事前にお電話でご確認をお願いいたします。
※【電話】平日14:00~16:00

ご理解とご協力をお願いいたします。





外来案内

■診療時間   午前9:00~12:00 午後13:00~17:00 (日・祝日は休診)
■外来受付時間 午前8:30~12:00 午後13:00~16:30 (日・祝日は休診)

※新患の患者様は、日時の予約が必要です。予約が多い場合は日にちを変更していただくことがあります。
 また、再診の患者様は、予診・検査等に時間を要しますので11:30までに受付をお済ませください。
 尚、急患については、この限りではありません。

外来担当表

精神科
月曜日:中岡 岩本
火曜日:中岡 松田 中西
水曜日:   松田 中西
木曜日:中岡 岩本
金曜日:   岩本 
土曜日:中岡 松田 
日曜日:休診
内科
月曜日:榎本
火曜日:
水曜日:
木曜日:榎本
金曜日:榎本
土曜日:榎本
日曜日:休診

ココロ通信

ココロ通信 2025年9

柳井病院 心理室

9月に入り秋の訪れを感じたいところではありますが、気象庁の3か月予報では9月と10月は平年より気温が高く、残暑が長引くと言われています。天候の話で言えば、8月半ばに山口県西部で記録的な大雨が降りました。その時ちょうど県西部にいた私は「翌日に広島である大事な用事に行かれなかったらどうしよう?」とそれだけが「不安」で、線状降水帯が発生している中、使命感から車で出発しました。しかしそれまでに降り続いた雨の蓄積で道路は川のようになっており、ナビには至る所に“規制”のマーク。交通事情やこの先の天候が分からないことで、翌日のことよりも、身の安全への「不安」が大きくなりその日に帰ることを断念しました。

何かについて悩み苦しむとき、ほとんどの場合「不安」がつきまといます。ある調査によると「最近不安を感じている人」は、7割以上に及ぶそうです。不安は皆さんにとってネガティブな感情で、できれば感じたくないものであり、取り除きたいものかもしれません。不安が強くなり過ぎると、どうして良いのか分からなくなって混乱してしまったり、何をしてもダメかもしれないと前に進めなくなったりするからです。確かに不安に心を乗っ取られると、うまく対処ができなくなります。 

しかし、不安は悪い面ばかりではありません。適度な不安は、何かに取り組む際に「これで良いのかな」と確認して、準備をしっかり整えるために役立ちます。慎重さを維持するための軽いブレーキとして機能してくれるのです。また、不安の感情を持つとき、脳内物質のノルアドレナリンが分泌されます。ノルアドレナリンは「行動するためのエネルギー」です。そのためピンチの状態や困った状態のとき、そこから脱出する行動力を与えてくれるアクセルの役割もしてくれます。

大事なことは「不安」は自分を傷つけるために生じたのではなく、守ってくれるために生じたと受け止め、上手に付き合うことです。実際私は「不安」によって危険にさらされかけましたが、最終的には救われたと思っています。最後に不安との付き合い方を紹介して終わりにします。 

①不安が出てきたときには、書き出すか口に出して誰かに聞いてもらうなど、不安を外に出して客観的に見つめる(不安と距離を取ることができる)

②不安についての情報をたくさん入手する 

③現実的な対応策を思いつく限り具体的に書き出す

④「どうしよう?」と考えるのではなく、「こうする!」と仮に決める

⑤不安というエネルギーを使って行動を起こす(ガソリンである不安は減っていく) 

不安が強くなりすぎる前に上手に対処し、自分を救ってくれる存在として味方にしましょう!

maina01
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